火で炊くコンロでごはん生活

ONE POINT!
ワンポイントアドバイス

ワンポイントアドバイス

上手なおコゲの作り方

おいしいおコゲを作るワンポイント!

炊き上がってから、さらに5分~10分強火で加熱すれば、おいしいおコゲが出来上がります。

米と水の量り方

米の量り方

米は専用の計量カップ(1合=180ml)にたっぷり入れて、さい箸などですり切りましょう。はかりを使う場合は1合=約150gです。

米の量り方

水の量り方

容量の場合は、米のかさに対して1.1~1.2倍の水を用意します。1.1倍で炊くときは1合の米に対して、200mlの水を用意し、米3合の場合は200mlの水3杯となります。重量の場合は、米の重さに対して1.3~1.4倍の水を用意します。

  • 少量の米を炊く時は、水は多めにしましょう。
    (容量の場合:約1.2倍、重量の場合:約1.5倍)
  • 新米の場合:水分を多く含むために米が柔らかくなりやすいので、通常より少なめに水を加減しましょう。
  • 古米の場合:通常より1割ほど多めの水加減で炊きましょう。
  • 米の産地や銘柄などによっても、水加減・米の炊き上がりは変わってきます。

米に対する水の量

1.1倍 1.2倍
1合 約200ml 約215ml
3合 約600ml 約650ml

今回このレシピに掲載されている水加減は…

【1合】米の容量の1.2倍の水(約215ml)
【3合】米の容量の1.1倍の水(約600ml)
で、炊いています。お好みの固さに応じて水加減、加熱時間を調整してください。

無洗米について

普通の米に比べてかさが小さいので、米専用の計量カップを使うと量が多くなります。そのため水の量を少し増やすか、無洗米専用計量カップを使って量りましょう。または、1合分を約140gで設定すると、普通の米と同じ水加減で炊くことができます。

  • 軽くすすいでから炊きましょう。
    ※にごったまま炊飯すると、でんぷん質が沈殿し、上手に炊けない原因になります。
  • よく混ぜて気泡をとばしましょう。
    ※水を加えただけでは、表面に気泡ができ、水が吸収されずに上手に炊けない原因になります。

ごはんが鍋に焦げついたときは?

しばらく水につけて、ごはんをふやかしてから軽くこすり洗いしましょう。それでも取れない場合は…

  • 鍋に水と少量の重曹を入れて沸騰させます。冷めるまで置いた後、軽くこすり洗いします。
  • お酢をかけてしばらく置いた後、軽くこすり洗いします。

※鍋の材質によっては、この方法がむかない場合もあります。取扱説明書などで確認した上で試しましょう。

炊飯用の鍋を選ぶポイント

  • 炊飯用の鍋を選ぶポイント鍋の厚みが薄く軽いものを避け、適当な厚みのある深めでフタ付きの物を選びます。
  • ふきこぼれを防ぐ為、フタの形状はドーム型で、鍋のフタまたはフタのふちが鍋の中に入るタイプのものがオススメです。
  • 3合の場合は直径20~22㎝、1合の場合は直径15~18㎝のものが良いでしょう。

鍋に合う適当なフタがない場合

鍋に合う適当なフタがない場合アルミ箔をかぶせて、鍋のふちが2㎝程度隠れるようにふたを作りましょう。

※アルミ箔が炎にあたらないように注意しましょう。

知っておきたい鍋のこと

  • 精米年月日の新しいものを購入し、夏は1ヶ月、冬は2ヶ月程度で使い切りましょう。
  • 浸水時間:夏は約30分、冬など水温が低いときは約1時間、米を充分に水に浸しましょう。

失敗したかな?と思ったとき

ふきこぼれてしまったときは

少量ならまず大丈夫ですが、大量にお湯がふきこぼれた場合は少し水を足して様子を見ましょう。

柔らかすぎたときは

洗米後の水切り不足や多めの水加減が原因かもしれません。次回は水を少し減らしてみましょう。柔らかすぎたときは少量のごはんに水を足しておかゆにしてもおいしいですよ。

固すぎたときは

浸水不足や少な目の水加減が原因かもしれません。次回は少し水を増やしてみましょう。加熱が足りないときも米にしっかり火が通らず、芯が残ったり、粉っぽい炊き上がりになったりします。しっかりと沸騰させてから弱火にして炊き上げましょう。

焦げ付いたときは

焦げを混ぜ込まずにごはんをほぐして食べましょう。少しの焦げならブイヨンやチーズ、バターを入れてリゾット風にしてもおいしいですよ。